主に中学生の学校の授業内容の理解をさらに深めるために、
比較的少人数で行なわれることが多いので、講師の先生との距離が近く質問がしやすい環境にある場合が多いようです。
主に学校の教科書やドリル・ワークなどを教材として使用し、教科準拠問題集や定期テストの過去問題などのプリントを解くなど、学校の授業と並行して(もしくは少し遅く)学習を進めていきます。学校の授業では理解できなかったり、復習をおろそかにしがちな子どもにとって役立ちます。
今までは、比較的小規模な、地域密着型の個人が経営しているような塾がほとんどでしたが、今では進学塾同様、コースとして設けられているパターンが多くなってきました。料金も比較的手ごろで、気軽に通えるといえるでしょう。
補習塾を選ぶメリット・デメリット
復習中心であり、個別指導にも近い環境で学ぶことができる。基礎固めとしては有効ですが、もう一歩上に・・・という部分ではちょっと物足りないことも。他にもどんな特徴があるのか、ここで紹介していきます。
教科書の内容がしっかり復習できるので理解が深まる
学校の延長のような雰囲気で、友達や仲間と楽しく進めることができる
ペースがゆっくりめなので、質問もしやすい
緊張感があまりない
受験や入試に関する情報が少ない
講師と生徒、生徒同士が慣れ合いになってしまいがち
比較的近所の子たちが集まりやすい地域密着型のところが多いので、雰囲気的に学校に近いものがあり、どんな子でも抵抗なく始められる場合が多いようです。
補習塾向きの子
勉強に対して意欲的で、自分のペースで学習できる子
みんなと一緒に、同じ課題などに取り組むのが好きな子
このような子なら楽しく、自分のペースで学習を進めることができそうですね。
しかし半面、先生や生徒たちと慣れ合いになってしまって緊張感が薄れ、おしゃべりなどに夢中になってしまって勉強に身が入っていなかった、などという結果 にもなりかねません。「補習塾に通っているのだから、復習はばっちり」などと楽観視していると、お金も、時間も無駄になってしまう危険性大。合わせて個別指導や家庭教師といった選択肢も考えてみてもよいでしょう。